まず、元伊勢籠神社に向かいます
次は大内峠に寄り、横一文字の天橋立を眺めます。
次は元伊勢の比沼麻奈為神社に寄ります。 きれいに整えられた境内は静寂そのものです。
最後は、大宮売(オオミヤメ)神社
丹後王国を治めていた祭祀呪術的権力をもつ豪族の拠点であったと言われています。当時を知る手がかりの遺跡でもあります。
ここに祀られている大宮売神(オオミヤメノカミ)は宮中八神の一柱として天皇家を守護する神様ですが、それは大和朝廷が統一を果たした後のことで、大宮売神は祭祀側の神様です。
そして、もう一人の若宮売神(ワカミヤメノカミ)は丹後豊穣の神、豊受大神のことで、大宮売神は豊受大神を祀る神様ではないかという説もあります。
この近くの大谷遺跡からは40代の女性の遺体が出てきています。権力の象徴である3種の神器(鏡・珠・剣)も出てきており、こういったケースは全国でも少なく、この一帯を治めていた女王ではないかと言われています。
古代、貿易と宗教祭祀で絶大な力を持っていた丹後のエネルギーの片鱗を感じてみてくださいね。
1期生 松本泰子