京都の北部、丹後には酒蔵が10数件あります。今日はいくつかご紹介します。
・ハクレイ酒造・与謝娘酒造・向井酒造・木下酒造、、です。特に理由はございません(笑)
食材、料理、シーンに合わせて丹後であなたのお好きな
“SAKE”
を見つけてみませんか?
ハクレイ酒造、、、天保3年(西暦1832年)創業 蔵元のある京都府宮津市の丹後由良は、眼前に日本海、後ろには大江山連峰由良ヶ岳と、海と山にはさまれた風光明媚な砂州に位置しています。仕込水は、大江山連峰に属す丹後富士「由良ヶ岳」中腹に流れ出る不動の滝より、砂濾しにて取水した湧き清水を約600mのパイプラインで運んでいます。辛口なお酒がお好きな方には是非お勧めです!
与謝娘酒造、、、江戸時代から続く数件の酒蔵が、明治20年(1887)に合名し与謝娘酒造合名会社として設立。 与謝娘酒造は、日本三景の天橋立から車で20分、与謝野町の山あいにあります。この酒蔵の建物は、 江戸時代末期の土壁蔵を中心に、明治、大正、昭和、平成の年号ごとに増築を重ね、伝統と近代が うまく共存しています。与謝娘のお酒は、大江山山麓から湧き出る清水で丁寧に醸されています。あまり外に出回っていない地元でしか味わえないお酒です。個人的には一押しのお勧めです♪
向井酒造、、、宝暦4年(西暦1754年)創業 日本でも珍しい酒蔵の直ぐ後ろが「海」という重要伝統的建造物郡保存地区に指定された 「舟屋の町」伊根町で創業250年をむかえる日本海に面した蔵元です。蔵の前の海に浮き桟橋を作り、 船、ヨット、カヤックでもお酒を買いに行けます。この蔵の最大の特徴は、杜氏が女性であることです。やはり、毎年の米によって味が変わるのですが、今年の伊根満開はめっちゃ美味しいです♪日本酒苦手な方でも飲みやすくお酒好きでも美味しく飲める不思議なお酒です!
木下酒造、、、天保13年(西暦1842年)創業 丹後半島の西側京丹後市久美浜町に蔵元はあります。創業は5代、木下善兵衛が 30町歩あった田圃から収穫した米を、裏山から懇々と湧き出る山水で酒造り始めた。蔵のすぐ隣に 川上谷川という川があり、玉砂利を敷き詰めた感の清流であったそうです。玉(とてもきれいな)のよような川 というところから、酒銘を玉川と命名されました。平成19年からは、イギリス人のフィリップ・ハーパー氏が 杜氏をされてています。玉川は美味しいですが、外国人の方が杜氏をされていることでも結構有名になってきた酒蔵です。きっとお酒好きの方ならラベルはみられたことはあるのではないでしょうか?
おまけ、、、天橋立ワイン ワイナリーでしか飲むことのできない発酵途中の赤ワイン「フェダーロータ」は、ぶどう果汁を発酵させてまだ2~5日目程度ですのでアルコールはまだ2~3%。ぶどうの甘くフルーティーな味わいを残し、発酵中に出る炭酸ガスを含んでいますのでスパークリングワインのような泡立ちがあります。果汁からワインへの変身の瞬間を是非飲んでみてください♪
TKG合宿をお楽しみに!
お酒の話ばかりの私ですが、昼間は病院で管理栄養士しております。
担当; 成れる会 二期生 辻真理
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