シニアアニメーター4名による座談会が開催決定!
経験豊富な4名がアニメーターの「過去」、「現在」、「未来」について今後の日本のアニメーション業界をどう盛り上げていくかを考えていきます。中堅アニメーターならではの立場から考える今後の業界や、目標、そして、若い世代のアニメーター、又はそれを目指す方達への指針等を話し合っていきます。
Speaker
Blizzard Entertainment Senior Animation Artist2(ブリザード・エンターテインメント:シニアアニメーションアーティスト2)
2000年から3年間、スクウェア・ソフト(現在のスクウェア・エニックス)のビジュアル・ワークス部で各プロジェクトに携わり、2003年に渡米。小規模ゲームスタジオでインゲームのアニメーションを経験した後、2006年ブリザード・エンターテインメントのブリザード・アニメーション部に転職。シニア2・アニメーターとして各プロジェクトに参加し現在に至る。また現在ハリウッドの各スタジオで働く現役アーティスト達によるオンラインアニメーションスクールの立ち上げに参加しており、日本地域に向けてのインストラクターも予定している。
【参加プロジェクト】(代表作のみ)
- オーバーウォッチ
- ワールドオブウォークラフト
- ディアブロ3
- スタークラフト2
- キングダムハーツ
- ファイナルファンタジーX、X-2
株式会社アニマ アニメーションスーパーバイザー
ゲーム会社に入社し3年在籍後、フリーランスで幾つかのゲーム会社経てタツノコプロダクションに所属。それまでインゲームのSet&Propsやキャラクターモデリング、そしてアニメーションがメインだったが、タツノコプロダクションで映像に移行。それ以後プリレンダーの仕事がメインになる。その後SEGAクリエイティブセンターCGチームに所属。組織の拡大に伴い「Visual Entertainment研究開発部(VE研)」、「マーザアニメーションプラネット株式会社」と変化し、2017年5月31日退社。現在株式会社アニマに所属。
【参加プロジェクト】(代表作のみ)
- TVシリーズ3DCGアニメ『チーズスイートホーム』/アニメーションスーパーバイザー
- ロバート・コンドウ&;堤大介監督短編アニメーション『MOOM/ムーム』/アニメーションスーパーバイザー
- 長編フルCG映画『キャプテンハーロック』/アニメーションスーパーバイザー
株式会社ポリゴン・ピクチュアズ 制作部アニメーショングループリーダー
2006年からポリゴン・ピクチュアズに所属。TVシリーズ、映画、ゲーム、PV等の多様なプロジェクトでレイアウト、アニメーション、アニメーションスーパーバイザー、アニメーションディレクターの役割を担当。2012年から組織上の役職としてアニメーショングループリーダーを担当。現在、アニメーションディレクターとして2018年5月公開の[GODZILLA 決戦機動増殖都市]を制作中。
【参加プロジェクト】(代表作のみ)
- Transformers: Prime
- Tron: Uprising
- 山賊の娘ローニャ
- ストリートファイターV
- GODZILLA 怪獣惑星
フリーランスアニメーター
2003年までソニー・コンピューターエンターテイメントやスクウェアヴィジュアルワークスなどでゲームのオープニングムービーパートなどのキャラクターアニメーションを担当。2003年夏から2010年末まで渡米、BANDAI NAMCO Entertainment America Inc.ゲーム制作プロダクションなどで主にインゲームシネマティックパートのキャラクターアニメーションを担当。2011年1月帰国、ポリゴン・ピクチュアズ、東映、MARZA ANIMATION PLANET、StudioGOONEYSなどでレイアウトやキャラクターアニメーション、スーパーバイザーなどを担当。2017年よりフリーランスとして自宅を事務所に各プロダクション案件のキャラクターアニメーションやレイアウトなどの作業を行っている。
【参加プロジェクト】(代表作のみ)
- SHOW BY ROCK!シリーズ
- 聖闘士星矢レジェンド・オブ・サンクチュアリ
- TRON Uprising
- キングダムハーツ
- ファイナルファンタジーX、X-2
<過去>
自己紹介とこれまでのキャリアに関して
- 登壇者それぞれのアニメーターへの道
- 渡米、仕事の見つけ方。当時と今。
過去経験してきた良い事、悪い事。
- 日本でのアニメーターという仕事。
- ブリザードでのアニメーターという仕事。
過去の経験から伝えたいこと。
<現在>
業界の現状
現場で感じる問題点、課題。
- 各環境におけるワークフロー
- モーションキャプチャーの現状。日本におけるモーションキャプチャーとキーフレームの位置付けと住み分け
- クオリティとテイスト
- パブリッシャ、プロデューサー、ディレクターと現場のクオリティ温度差
- その他
現場からアニメーションの卵たちへ
- 良いアニメーターとは?
- こだわり、オリジナリティを持つ事と、ディレクターの希望に沿うこと。
- −ディレクターのテイストを知る事。
<未来>
シニアアニメーターが考える今後の展望と願望。
業界への願望と展望
内容は予告なく変更される場合がございます。
Info
日程 2018年4月21日(土曜日)
時間 14:30 - 18:00
会場 東京都内(受講票にてお知らせいたします)
参加資格 アニメーションにご興味のある方(ご入場にはお名刺が必要)
定員 140名(お申込み人数が定員を超えた場合は抽選となります)
※ご入場時にお名刺が必要となります。お名刺がない場合ご入場いただくことができません。予めご了承下さい。
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