Ilya Ilyich Mechnikov イリヤ・イリイチ・メチニコフ

イリヤ・イリイチ・メチニコフ (Ilya Ilyich Mechnikov:1845 年 5 月 15 日, ハリコフ - 1916 年 7 月 16 日, パリ)はロシアの微生物学者および 動物学者である。白血球の食作用を提唱し、免疫系における先駆的 な研究を行ったことで有名である。

メチニコフは、ミジンコやナマコの幼生の研究から、それらの動物 の体内に、体外から侵入した異物を取り込み、消化する細胞がある ことを発見した。たとえば、ミジンコの体内に侵入して増殖し、ミ ジンコを殺してしまう酵母の1属 (Metschnikowia) がいるが、彼は、 場合によっては侵入を受けたミジンコが死なず、侵入した胞子がそ こへやってきた細胞に取り込まれ、消化されることを発見した。そ こで、彼は、この細胞に食細胞と命名し、この細胞の働きが、動物 が病気にならないためのしくみ、つまり生体防御のしくみを支える ものだと判断した。(「食細胞学説」) phagocyteやmacrophageはメチニコフに由来する。

当時、免疫は専ら血清中の液性因子(抗体や補体)によるもの(= 液性免疫)だけと考えられていたが、メチニコフの提唱した学説は これとは異なる、血球細胞による免疫機構(=細胞性免疫)の存在 を支持するものであった。 また晩年には老化の原因に関する研究から、大腸内の細菌が作り出 す腐敗物質こそが老化の原因であるとする自家中毒説を提唱した。 ブルガリア旅行中の見聞からヨーグルトが長寿に有用であるという 説を唱え、ヨーロッパにヨーグルトが普及するきっかけを作ったこ とでも知られる

1908 年、食菌作用の研究にてノーベル生理学・医学賞を受賞した。

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