NEW FOR SEPTEMBER:
- Vinny Valentino (Vital Information)作成の20パッチ
- Allen Epley (The Life and Times, Shiner)作成の20パッチ
- 新規追加エフェクト/アンプモデルを活用した6パッチ
- tc electronic CORONA Tri-Chorusのモデリングを含む4種類のストンプボックス
- Orange Graphic120をモデリングしたアンプ/キャビネットモデル
追加エフェクトおよびアンプモデルを入手するには、インターネットに接続されたパソコンと『G5n』をUSB接続し、専用アプリケーション「Guitar Lab」を起動してください。追加プリセットパッチは、下記リンクから入手できます。
VINNY VALENTINO, CREATOR
デビュー作のアルバム『The Distance Between Two Lines』から2016年の最新作『Groove Blue』に到るまで、グラミー賞ノミネートのギタリスト/コンポーザーであるVinny Valentinoは、ギターそのもの、そして作曲の領域を拡げてきている。
多様なスタイルを弾きこなす熟練ミュージシャンであるVinnyが最初にギターを手にしたのは6歳の時。George Bensonに影響を受け、16歳でジャズの道に進む。米ハワード大学でジャズ研究における音楽学位を取得。1988年、最初のソロ作品『Vinny Valentino』をリリース。以来、12枚のアルバムを発表している。
Vinnyはそのキャリアの中で、George Benson、Tom Coster、Russell Ferrante、Chick Corea、Dave Wecklなど、リスペクトしている数多くのアーティストとコンサートやレコーディングで共演している。また、米テレビ局BETの番組「Bet on Jazz」に自身のバンドで注目アーティストとして出演している。
彼の楽曲はスタンダードからコンテンポラリーまでジャズの名曲を幅広く収録した楽譜集「All-Jazz Real Book」に収録され、またJohn Benitez、George Benson、Sunny Sumter、Steve Haasの作品でも彼の楽曲が採り上げられている。彼の作曲、アレンジ、レコーディングの才能は国立芸術基金(National Endowment for the Arts)やバージニア州の芸術関連機関であるVirginia Commission for the Artsからも高い評価を受けている。
インターネットを通じてプレイした最初のミュージシャンの1人でもある彼は、現在もデジタルミュージック・スペースの先駆者としてオンラインクリニックやパフォーマンス、レッスンなどを自身のサイトvinny.comで展開している。また、彼の新たなウェブサイト「Play Along Jazz」(playalongjazz.com)では、ミュージシャンが好きなジャンルの楽曲をダウンロードして一緒にプレイすることができる。
また彼は歴史の長いフュージョンバンドVital Informationのギタリストとしても2006年から活動している。伝説的ミュージシャンであるSteve Smithが結成したこのバンドではBaron Browne(ベース)、Tom Coster(キーボード)もプレイしている。
彼の最新作では、ノリの良いファンクにジャズ・インプロヴィゼーションのソウルとグルーヴを融合させている。さらに最近では、伝説的ヴォーカリストMark Murphyのアレンジャー、共同作曲家、音楽監督も担当している。
Vinny Valentino作成パッチと彼のコメント
- VV Std RCD - Volume Pedalと標準的なReverb、Stereo Chorus、Delayを使ったパッチ。
- VV Funkstr - Volume PedalとStereo Chorus、AutoWah、Reverb、Delayを使ったパッチ。
- OctiVe^ - Volume PedalとStereo Chorus、Pitch shift、Reverb、Delayを使ったパッチ。
- Add Pld DS - エフェクト・システムにディストーションとReverb、Stereo Chorus、Delay、ルーパーを加えたパッチ。
- Nast Sust - ReverbとStereo Chorus、Delayのかかった分厚いディストーション。
- Bringin8tv - ピッチをオクターブ上げてReverbを加え、最後にゲインを上げてサスティーンを稼いだパッチ。
- Then 8tv - ピッチをオクターブ上げてReverbの前にルーパーを置き、さらにChorusを加えてゲインを上げたパッチ。
- ACO Strmer - アコースティック・ギターでコードをかき鳴らしたようなサウンドのパッチ。
- Stringy - 複数のDelayとChorusを駆使した、豊かな音像のサウンド。
- OUT V11 - 特殊効果やループにはもってこいの、広がりのある不思議なサウンド。
- BoutDaBass - シンプルながらも分厚い、リアルなベース・サウンド。
- Rhythm Sec - ベースをループさせてドラムスを加えれば、リズム・セクションの出来上がり。
- V's Lesley - ハモンドB3そっくりなサウンドが得られるレズリー・シミュレーター。
- Jimi Stock - ボリューム・ゲインを上げて歪ませたマーシャルにワウ・ペダル、ReverbそしてDelay・・・ジミを思い出そう。
- Hey Mikey - フェンダー・ツインとSPX90を組み合わせた、マイク・スターン風クリーン・サウンド。
- Scoforit - UK Class Aアンプのゲインを上げてReverbを加えたジョン・スコフィールド風のディストーション・サウンド。好みに応じてRing Modulatorも使用可能で、Hallもかけられる。
- Meo1a+Vibe - 複合的なうねりを加えたメサ・ブギーのセット。
- BogTive dw - ボーグナーのセットにOctaveを加えたサウンド。
- WalkThisWy - マーシャルのヘッドにフェンダー・ツインのキャビを組み合わせ、"Walk This Way"のリックのサウンドを再現。
- VVerb Jazz - ストレートアヘッドなジャズ用のシンプルなHallリーブサウンド。
ALLEN EPLEY, CREATOR
才能溢れるヴォーカリストであり、熟達したギタリストでもあるAllen Epleyは、自身のかつてのバンドShinerに続き、現在のバンドThe Life and Timesでのクリエイティビティの源として活動している。この2つのバンドの間に、100曲以上にも上る楽曲を発表している。
米ミズーリ州にあるWiliam Jewell Collegeで音楽の学位を修得後、1992年にShinerを結成。10年余りの活動期間中に4枚のヒットアルバム、ライブ盤EPを1枚リリースし、2003年に解散する。
彼はShinerが解散する遥か前からThe Life and Timesの準備に着手し、わずか半年の間に40曲以上を書き上げ、ファーストEPを2004年にリリース。続いて4枚のフルアルバムを発表している。アメリカ、ヨーロッパ、日本へ何度もツアーし、同行したバンドはMurder By Death、Pelican、Mono、Russian Circles、Boris、Sparta、The Appleaseed Cast、This Will Destroy Youといった顔ぶれだ。
彼はまた、短編映画やCM、シカゴのアドラープラネタリウムの短編ドキュメンタリーの音楽にも携わっている。The Life and Timesの楽曲は進化生物学者のリチャード・ドーキンスのオンライン広告に採用され、Shinerの楽曲「The Egg」はメキシコでの2014年のジープ・ラングラーのCMで採り上げられている。
彼は結婚して2人の子供に恵まれ、現在はイリノイ州エバンストンに住み、シカゴのブルーマングループのベーシスト、Chapmanスティック奏者としても活動している。
G5nが好きな理由はたくさんある。ものすごく多くのエフェクトやアンプ、キャビネットの本物を買わなくても、その音が手に入るところが好きだ。各エフェクトのパラメーターはどれも分かりやすくて使いやすいし、ムダなパラメーターがない。しかもその動きが本物と同じなんだ。ドライブを上げればその通りに上がっていくし、下げればただ音量が下がるんじゃなくて、本物と同じように下がっていくんだ。
Photo by Krystal Mitchell
それからペダルチェイン機能。これがまた本物と同じなんだ。つまり、エフェクトのつなぎ順を変えると、本物のエフェクターと同じように音色が変わる。それとボリュームスウェル機能も良いね…ロータリーもフェイザーもフランジャーもみんないい感じ。ルーパーもよく使うね。G5nはすごく多機能で、しかもボディが頑丈で、すごく気に入ってるよ。
Photo by Krystal Mitchell
Allen Epley作成パッチと彼のコメント
- WateryB3 - ペダルでコントロール可能なPDL Rotoが素敵なオルガン・サウンドを創り出し、Tape EchoとAnalog Delayが不思議な空気感を加える。必要とあれば、最初に置かれたRC Boostによるブーストが可能。
- JonBonCry - GoldDriveとDYNDRIVEがCryペダルに力を与える。コード弾きにもリードにも最高。
- BowWowSnth - TremoloとResonanceがワウ効果を生み出し、ペダルでコントロール可能なPdl MnPitをオンにすると、UK30AとUK2x12の組み合わせから、レトロなシンセサイザー・エフェクトが生み出される。
- Maserati - SweetDrvとPhaser、MOD Delayが、UK30AとUK2x12を通して、心地良いリズムで音符が重なる効果を創り出す。
- DeepScuzz - MonoPitchとTB MK1.5、Stereo Chorus、BG MK3を使ってオクターブ低いダーティーな単音エフェクトを創り出す。ダークな性格を持った単音のリフに最適。
- MeanRkLoop - TS DriveとStereo Looper、それにXtacyBlueとMS4x12の組み合わせで、ループパートにざらついたトーンを加える。XtacyBlueのソロ・ボタンを使えば、ループ・パートに対して十分な音量でソロが取れる。
- BigReturns - DYN DriveがMOD DelayとHD Hallをドライブさせて、永遠に続く幻想的なサウンドを創り出す。
- AutoSwell - TS DriveとSlowATTCKとPlateが、ひとつひとつの音に音量の揺らぎを与える。単音にもコードにも最適。
- FreakShow - SlowATTCKとSeqFLTR、PitchSHFT、Plate、OSC Echoによる、狂気に満ちた、あっという間にホラー映画の雰囲気を創り出せるようなサウンド。
- ForeverPdl - SlowATTCKとPDL Roto、The Vibe、Tape Echo、Comp、HD Hallによる果てしなく続いていくかのような音風景。
- SpaceFace - SlowATTCKとHD Hall、SeqFLTR、RingMod、PitchSHFT、Analog Delayによる、エイリアンによる会話の洪水のようなエフェクト。
- RockLayers - ZNRとTS Drive、GoldDriveを全て、あるいは単独、あるいは任意の2台の組み合わせで使用し、ダイナミクスや歪みの重なり具合を1曲の中でパートごとに切り替えるためのパッチ。
- EmptyRoom - DYN DriveとGt GEQ、AIRが最大限の相乗効果を発揮して、開演前の空間で演奏しているかのような幻想を創り出す。
- DesertDoom - XtacyBlueの前に置かれたZNR とTB MK1.5が、デザート・ロックに特徴的な倍音を伴った、圧縮感の強いディストーション・サウンドを創り出す。フロント・ピックアップとの相性は最高。
- PsychCity - TS DriveとVibrato、Springを組み合わせ、FD TwinRとFD2x12を通した、60年代のキンクスをはじめとする初期のノイジーな連中を思わせる、現代のレトロ・サウンド。
- GillyTalks - PDL Volに続くGoldDriveとCRY、Tape Echo、XtacyBlue、BGN4x12を通したサウンドは、ピンク・フロイドの『ダーク・サイド~』時代のトーンをイメージさせる。ロング・ノートを多用したソロに最適。
- MartianGtr - ZNRとRackComp、PDL MnPit、RingMod、MOD Delay、Hallの組み合わせによる、火星の風景と昔のエイリアンを思い起こさせる、この世のものとも思えないトーン。
- RobotLove - RC Boost、SeqFLTR、OctaveとTape Echoが極上のリズミックな効果を生み出す。そのリズムに合わせて弾くも良し、それをバックに遊ぶも良し。Tape EchoはSeqFLTRの”グルーヴ”に対して3連符を刻む。
- PureMarsh - Room とMS 800、BGN4x12を使用し、マーシャルのヘッドと12インチ4発のキャビネットの組み合わせを部屋で鳴らした時のサウンドを極めてリアルに再現。これがロックン・ロール魂だ。
- DetroitRox - GoldDrive、Spring、BG MK3とMK3 1x12のシンプルな組み合わせで、大型アンプとキャビネットのスクープ・タイプのイコライザーに頼ることなく、オールド・スクール・ロックの素晴らしいドライブ・サウンドを再現。
NEW ZOOM PATCHES
- ORG Glory - ORG120を使ったブリティッシュ・ロックに最適なクランチバッキングサウンド。
- Corona Eye - CoronaTriを使った80’sサウンド。
- ExciteShop - Exciterを使ってスタジオワークで用いられる硬質なクリーンサウンドを作り上げた。
- SwtDream (for REC) - FD DLXのクランチサウンドにAmbienceを使ってリッチな残響を追加。
- DualDly (for REC) - DualDlyを使ったディレイワークが際立つセッティング。
- ORG Glory (for REC) - ORG120を使ったブリティッシュ・ロックに最適な録音向けクランチバッキングサウンド。