2018年2月4日(日)、朝C63の洗車を終え小金井公園に向かう。
薄曇りの空から細かい雨が落ちてきた。残念!だったけど、その分公園は空くでしょ。
もう梅が咲いてるハズと思って立ち寄ったけど、今年は寒いから開花が遅いようだ。
花を付け始めた樹は数本しかなく、咲いている花数もごく僅かしかない。
品種はいくつかに分かれるが、咲いている樹はほぼ白梅で、紅梅は1本だけだった。
細かい雨はすぐに止んだものの、空は鉛色で底冷えのする梅園だった。
しかし、観梅・観察・撮影を進めていると、少しずつ空が明るくなってきた。
春本番にはまだまだ遠いけれど、こうして梅の花の咲き始める光景を見ると、はるか遠くに確実に春の息吹を感じることができる。
一足飛びに暖かくはならないけど、半歩ずつゆっくりと季節は移ろう。
肌に感じる冷気は厳冬期のものなのに、梅の香りを微かに含む空気は、どこか柔らかく、不思議なまろやかさが感じられる。
梅園を出て公園を歩いてみると、まだ所々に雪が残っていた。
終盤になったソシンロウバイが射し始めた陽光にキラキラと輝いていた。
Fujifilm X-T2 Fujinon XF80㎜ F2.8 R LM OIS WR Macro
Credits:
©︎2018 nanamai's Photograph