Loading

XDで遠隔ブレインストーミングをやってみよう! UX/UIデザインツールとして有名なXDですが、このツールを有効活用することで遠隔環境でもブレインストーミングができるをご存知でしょうか?今回はリモート環境においても先生・学生間でどう効率よくアイデア出しができるのかをご紹介いたします!

「ブレインストーミング」といえばホワイトボードと付箋を使ってより斬新なアイデアを皆んなで出しあう....というのが基本ですが、リモートでの授業を強いられる今、どのようにして学生たちにグループ作業をさせるか悩みどころだと思います。

今回はAdobe XDの「共同編集」機能を最大に活用した、バーチャルでアイデア出しが可能になる作業方法とプラグインをご紹介いたします。学校での授業、またゼミの課題や実習などでぜひご活用ください!

XDをインストール

Adobe Creative Cloudのライセンスがすでにあるならば、Creative CloudのデスクトップアプリからXDをインストールします。ライセンスがなくても大丈夫!無料体験版があるのでぜひ試してください。また、お使いのXDが最新版であることを確認してください。

Whiteboardのプラグインをインストール

XDがインストールできたら、Whiteboardのプラグインをインストールします。まずはプラグインパネルへ行き、「+」ボタンをクリックします。新しいウィンドウが出てくるのでそこで「whiteboard」と検索し、インストールします。下記ボタンからも直接プラグインのインストール可能です。

テンプレートを使ってブレストのキャンバスを準備

プラグインパネルより、用意されているテンプレートを有効活用し、ブレインストーミングの土台を準備しておきます。使いたいテンプレートをクリックすると、アートボードとしてキャンバス内に挿入されます。カードソーティング、親和図法、効果・労力マップなどのテンプレートもあるので、場面、プロジェクトに合わせてお使い分けください。

プラグインには新しいテンプレートが随時追加されていきます。

クラウド保存し、メンバーを招待

ブレインストーミングの土台が整ったら、XDをクライドドキュメントとして保存し (ファイル>保存>クラウドドキュメント)、ドキュメントにメンバーをメールで招待します。このとき共同編集を有効にするボタンを押すのを忘れずに。

ビデオ会議も同時に使うとGood!

XDの準備が整ったら、ビデオ会議も設定します。チームで会話しながら同時にXDの画面上で付箋を動かしたり、ノートを書き込んだりすることでより効果的にアイデア出しを行うことができます。ブレインストーミングではファシリテーターもいるとより効率的。遠隔でのブレインストーミングは事前準備や、ルール設定が肝になります。ミーティングを設定する前にブレインストーミングのベストプラクティス(English Only)もご参照ください。

いかがでしたでしょうか?

XD・インターネット・ビデオ会議さえあれば、遠隔でも簡単にブレインストーミングや共同作業をグループで行うことができます。ブレインストーミングのテンプレートも好みに合わせて変更可能なので、様々な作業の中で自分にあったテンプレートや作業プロセスを見つけてみてください。プラグインに関するフィードバックもお待ちしております!

Created By
Lisa Inoue
Appreciate