雲といえば,空を見上げればほぼ毎日出会うことのできる身近な存在です.夏の入道雲や秋の高い空に広がるいわし雲などは馴染み深いと思います。
ところが近年,ゲリラ豪雨や集中豪雨,竜巻,降雹,大雪などによる気象災害が社会的に注目を浴びています.これらはいずれも雲によって発生す る現象ですが,顕著な災害をもたらす雲の中ではいったい何が起こっているのでしょうか。
本講演では,特に夏季に豪雨や竜巻等の突風をもたらす積乱雲と,冬季に降雪現象をもたらす雲に注目します.雲の基本的な性質をご紹介した上 で,CGデザインに必要な雲の立体構造・時間発展等を含む雲のしくみについて,最新の研究成果を交えながら解説をします。
講義内容
テーマ1 積乱雲の雲科学
テーマ2 豪雪をもたらす雲の仕組み
本ページ下部よりお申し込みいただくことが可能です。
講師紹介
雲研究者.気象庁気象研究所予報研究部第三研究室研究官.1984年生まれ.茨城県出身.高校卒業後,慶應義塾大学経済学部を経て気象庁気象 大学校に入学.2008年に卒業し,地方気象台で予報・観測業務に従事した後,現職に至る.専門は雲科学・メソ気象学.防災・減災に貢献する ことを目指して,豪雨・豪雪・竜巻などの激しい大気現象をもたらす雲の仕組み,雲の物理学の研究に取り組んでいる.
Twitter:@arakencloud
Facebook:kentaro.araki.meteor
日程 2017年11月18日(土曜)
時間 15:00 - 18:30
会場 都内セミナールーム(受講証に記載)
参加費 無料、参加資格あり
参加資格
下記のいずれかに該当する方はお申し込みいただく事が可能です。
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E-mail:event@borndigital.co.jp
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